SSブログ

ボジッチ、乱戦を制す【ツール・ド・スイス2011 第5ステージ】 [ロードレース]

少しぎざぎざしているが、平坦なステージ。
Huttwil フットヴィールから
Tobel-Tägerschen トーベル-テーガシェンまでの204.2Km。
最後は周回となっている。

HTC・ハイロードがコントロールし、4人の逃げグループを追っている。
落車で怪我をしたピーター・ヴェリトスの傷が
むき出しに見えたまま痛々しい。
そんなヴェリトスも引きの仕事に加わっている。

過去に聞いた話によると、
どんな怪我をしても、
走れる限り、レース中にはあまり痛みを意識しないという。
走る仕事のプロは違う。

ホテルに帰った後、痛いらしい。
眠れないこともあるという。
しかし、また次の日は仕事だ。


残り12Km前で逃げは全て吸収された。

HTCも前にいるが、
BMCが先頭に出ている。
すごい引きだ。

しかし、さすがに疲れたのか、
少し速度が鈍る。
仕事を終えた選手が下がって行く。

残り7Kmほど、
エウスカルテルのアラン・ペレスがアタック。

ランプレが2人、先頭に上がって来た。
が、すぐに1人下がる。
左から、またHTCの隊列が上がって来た。
オメガファーマ・ロット、スカイも上がる。
いずれのチームもスプリントに向け、もがいている。

残り1.4Km
クイックステップが先頭。
HTCが崩れた。

残り1Km
ボーネンがアタック。
少し離れた。ボーネン、勝利か。
ヴァカンソレイユ、マルカートが行く。
少し離したがゴール直前、
スプリンターたちが追い付く。
右からフレイレがリード。
左からサガンが来る。
しかし中央から左へ、
ヴァカンソレイユの別の選手が来る。
ボジッチだ。そのまま伸びて、ゴール。
わずかな差でのステージ獲得。

続いて
オスカル・フレイレ、ペーター・サガン。
その後にティージェイ・ヴァンガードレンが入る。

ap-201106151059395581922.jpg
(写真: Yahoo Sports 写真ギャラリーより)

ap-201106151100396201928.jpg
またしてもサガンは勝てなかった(向かって右)、だが勝負にはしっかり絡んでいる。
(写真: Yahoo Sports 写真ギャラリーより)

【ステージ結果】
1.Borut Bozic ボルト・ボジッチ (ヴァカンソレイユ) 4h 44'48"
2.Oscar Freire オスカル・フレイレ(ラボバンク) +00"
3.Peter Sagan ペーター・サガン(リクィガス・キャノンデール) +00"
4.Tejay Van Garderen ティージェイ・ヴァンガードレン(HTC・ハイロード) +00"
5.Jose Joaquin Rojas Gil ホアキン・ロドリゲス(モヴィスター)+00"
6.Marco Marcato マルコ・マルカート(ヴァカンソレイユ) +00"
7.Anthony Ravard アントニー・ラヴェルデ(アージェードゥーゼル) +00"
8.Linus Gerdemann リーナス・ゲルデマン(レオパード・トレック) +00"
9.Greg Van Avermaet グレッグ・ヴァンアーヴェルマート(BMC) +00"
10.Ben Swift ベン・スイフト(チームスカイ) +00"

【総合順位】
1.Damiano Cunego ダミアーノ・クネゴ(ランプレ) 17h 14'14"
2.Juan Mauricio Soler ファン・マウリシオ・ソレル (モヴィスター) +54"
3.Bauke Mollema バウケ・モレマ(ラボバンク) +01'16"
4.Laurens Ten Dam ローレンス・テンダム(ラボバンク) +01'19"
5.Tejay Van Garderen ティージェイ・ヴァン・ガーデレン(HTC・ハイロード) +01'21"
6.Frank. Schleck フランク・シュレク(レオパード・トレック) +01'25"
7.Jakob Fuglsang ヤコブ・フグルサング(レオパード・トレック) +01'32"
8.Danilo Di Luca ダニーロ・ディルーカ(カチューシャ) +01'53"
9.Steven Kruijswijk スティーフェン・クルイスウィック(ラボバンク) +2'00"
10.Levi Leipheimer リーヴァイ・ライプハイマー(レディオシャック) +2'10"

--------------------------------------
中継中、航空機の窓からの風景が映る。
雲海が見えるが、当然、選手たちは見えないので意図不明。
ヘリの無線を介しているらしい。
こんなこともできるというデモンストレーションかも知れない。

ツール・ド・スイスでは以前からよく行なわれているが、
特定の選手の車体にカメラが取り付けられている。
今回は後方を向いて付けられていた。
カンチェッラーラが正面から映ったりしていた。
jsportsでは、
「何で有名選手ばかり映るんだ」
「カメラの選手が、今度はカンチェッラーラの前へ行けなどと指令されていたりして」
というような笑い話が出たが、
当然のことながら、
単に有名選手が映った場合に、映像が流されるだけだと思う。
それを言ったら、面白くならないが^^。

次のステージは、超級の頂上ゴール。
最後の方はかなりきついようだ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。