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コンタドール、エトナ山に吠える【ジロデイタリア2011 第9ステージ】 [ロードレース]

先日噴火したエトナ山を登るステージだ。
まず北側から登り、一旦海岸線まで下りて、
最後は南側からの頂上ゴールだ。

VincenzoNibali.half_350.jpg
ニバリのあだ名「メッシーナのサメ」!!
(写真:(c)RCS Sports シクロワイアード から転載)

50Km付近で9人の逃げグループが発生。

ヤン・バケランツ(オメガファーマ・ロット)
ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(ファルネーゼヴィーニ・ネーリソットリ)
ヤロスラフ・ポポヴィッチ(レディオシャック)
アレッサンドロ・ヴァノッティ(リクイガス・キャノンデール)
パブロ・ラストラス(モビスターチーム)
マティアス・フランク(スイス、BMCレーシングチーム)
ミカエル・シュレル(アージェードゥーゼル)
フィリッポ・サヴィーニ(コルナゴ・CSFイノックス)
ホアン・オラク(カチューシャ)

登りで、ペタッキも先頭を引く。
復帰後は山岳の力も付いたと以前から言っていた通りだ。

経歴の途中からクライマー、総合タイプへと変身していく選手もいる。
ペタッキがこれからクライマーになるとまでは思わないが。

ファッサボルトロ時代、
ツールの第1ステージTTでいきなり優勝して名を高めた
カンチェッラーラも
平地でのアシストに加え、
山岳でチームを引く姿が徐々に目立つようになってから
総合力が(TT力は抜群のまま)付いたと思う。
今では、クラッシックレースで圧勝するようになった。

残り14Km付近で、先頭がばらけた。
フランクがアタックし、
バケランツ、ヴィスコンティ、ラストラス
の計4人が抜け出す。

風が強く、さえぎるもののないコースは
かなり大変だ。

残り12Km付近、
バケランツがアタック、フランク、ヴィスコンティだけが追い付く。

後方では相変わらずランプレーが引いているが、
目立った動きはない。
マリアローザのウェーニングは遅れた。

先頭はバケランツ単独となった。

メイン集団からルハノがアタック。
エウスカルテルの選手が追うが追い付けない。

先頭が7Kmを切った。
タイム差は35秒。
コンタドールがアタックした!
スカルポーニが付く。

ルハノをパス。
ルハノは付いて行く。
スカルポーニが遅れる。

バケランツに追いつき、パスした。
これで、コンタドール、ルハノが先頭だ。
ルハノは一旦離されかけるが付いて行く。
得意のコバンザメ状態だ。
残り、3Kmを切った。

残り2Km、追走の有力選手集団とは50秒ほどの差。

このままルハノが付いて行ってステージ優勝かと思ったが、
残り1.5Km地点で、コンタドールがアタック。
ルハノを離す。だがまだ追いつける距離だ。

後方ではニバリがアタック。

ルハノも頑張るが、
コンタドールが、そのままゴールして優勝!
早すぎるかとの見方もあったが、
マリアローザ獲得だ。

CONTADOR_GIRO2011_9a-7767.jpg
ゴールするコンタドール(写真:Giro d'Italia 公式サイト より)

追走がゴール
3位にガルゼッリ
ニバリ、クロイツィゲル、アロヨ、シフトソフと続く。

明日は休息日。
(しかし、朝からツアー・オブ・カリフォルニアが始まる^^;)

別府史之選手のTwitterから】
「今日はシチリア島のエトナ火山を2度登りました。とってもハードなステージでタイムカットの制限時間ギリギリまで時間を使ってグルペットでフィニッシュしました。これから飛行機で次の場所へ移動です。」
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荒川区 日暮里 美容室

こんばんは☆気になり、拝見させていただきました☆またブログ更新楽しみにしてますね(*^_^*)

by 荒川区 日暮里 美容室 (2011-05-16 00:48) 

turbbit

ありがとうございます。
by turbbit (2011-05-17 06:08) 

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