SSブログ

カヴェンディッシュ2勝目【ツール・ド・フランス 2011 第7ステージ】 [ロードレース]

第7ステージは、完全な平坦コース。
海岸近くを走って来たレースは、ここで内陸に入って来た。
Le Mans ルマンから Chateauroux シャトールー までの218Km

逃げは4人。
27 Pablo Urtasun Perez パブロ・ウルタスン(エウスカルテル)
133 Mickael Delage ミカエル・ドラージュ(FDJ)
135 Gianni Meersman ジャンニ・メールマン(FDJ)
219 Yannick Talabardon ヤニック・タラバルドン(ソール・ソジャサン)

HTCハイロードとガーミン・サーヴェロが中心となりメイン集団を引いている。

天気も良く、今のところ、逃げの選手たち以外は、ゆったりしている。
スプリンターチームは、この後、仕事が待っているが。
メイン集団では会話もはずんでいるようだ。

101c21a5e2b957045dc99bb5d7870bdf-getty-_.jpg
(写真:Yahoo!Sports 写真ギャラリーから)


50932ae70f92fcce28e97f68b08dbbb2-getty-_.jpg
悪魔おじさんDiablo、フースホフトを威す?
(写真:Yahoo!Sports 写真ギャラリーから)

小さな落車はたびたび起こっていたが、
残り38Kmで大きな集団落車が発生。
チームスカイが何人も待っている。
座り込んでいるのは、ブラッドリー・ウィギンスだ。
ウィギンスは骨折しているようだ。

ライプハイマーも巻き込まれたが、
クリス・ホーナーが倒れこんでいる。
少し前には、ポポヴィッチも小さな落車をしている。

FDJのポリオルも座り込んでいる。

60人が落車に巻き込まれたという。
リタイヤが出るかも知れない。
今日は、一昨日落車で負傷したトム・ボーネンが既にリタイヤしている。

ホーナーは再スタートしたらしい。
ウィギンスがリタイヤという情報が入って来た。
好調だっただけに残念だろう。

ウィギンスを待っていたスカイの選手たち5人が集団へ戻ろうとしている。

中間スプリント
逃げの4人が取った後、
取らないと宣言していたカヴェンディッシュが取りに行く。
普通だったら、うそつきと言われるだろうが...。

落車により遅れた第2プロトンはメイン集団から1分半ほど開いている。

残り19Km、タイム差31秒

残り12.5Km、逃げの3人が吸収。
まもなく、残るメールマンも吸収された。
メイン集団は、HTCがコントロール。
第2集団とのタイム差は2分。

残り5.6Km
ライプハイマーがパンク。
チームカーがいないので、ニュートラルカーに助けを求める。

HTCの列車がまだしっかりしている。
トニー・マルティンが引く。
ゴス、レンショーが残っている。
その後にカヴェンディッシュ、ペタッキが付く。
フェイユーが右から上がって来た。
グライペルも来る。

ペタッキはカヴェンディッシュに付いたままだ。
どこかで前に上がらなければ。
グライペルは右に振る。
フェイユーが付いて行く。
左と右のラインで勝負となった。

しかし、カヴェンディッシュは前が空いている。
空いていれば、彼のものだろう。
他の選手ももがくが、やはりカヴェンディッシュが勝利。

7ce6f7664a742e3dacc57d6de094249b-getty-_.jpg
うわぁ、勝っちゃったよ...かなり嬉しそうだ。
(写真:Yahoo!Sports 写真ギャラリーから)

ツール初勝利と同じゴールでの勝利は格別だろう。
HTCの列車は素晴らしかった。
ライバルたちはカヴェンディッシュを
「追う立場」に追い込まなければならないが、
HTCは引き続け、これを許さなかった。
ファッサ・トレインを思い出す。

2位はペタッキ、3位にグライペル。

【ステージ結果】
1.Mark Cavendish マーク・カヴェンディッシュ(HTCハイロード) 5h 38'53"
2.Allessandro Petacchi アレッサンドロ・ペタッキ(ランプレ) +00'00"
3.Andre Greipel アンドレ・グライペル(オメガファーマ・ロット) +00'00"
4.Romain Feillu ロマン・フェイユー(ヴァカンソレイユ) +00'00"
5.William Bonnet ウィリアム・ボネ(FDJ) +00'00"
6.Denis Galimzyanov デニス・ガリムジヤノフ(カチューシャ) +00'00"
7.Thor Hushovd トル・フースホフト(ガーミン・サーヴェロ) +00'00"
8.Sebastien Turgot セバスティアン・テュルゴー(ユーロップカー) +00'00"
9.Jose Joaquin Rojas ホセ・ホアキン・ロハス(モヴィスター) +00'00"
10.Sebastien Hinault セバスティアン・イノー(アージェードゥーゼル) +00'00"

総合は、落車で第2グループになってしまった選手が順位を下げた。
上位は変わらない。

【総合順位】
1.Thor Hushovd トル・フースホフト(ガーミン・サーヴェロ) 28h 29'27"
2.Cadel Evans カデル・エヴァンス(BMCレーシング) +00'01"
3.Frank Schleck フランク・シュレク(レオパード・トレック) +00'04"
4.David Millar デビット・ミラー(ガーミン・サーヴェロ) +00'08"
5.Andreas Kloden アンドレアス・クレーデン(レディオシャック) +00'10"
6.Jakob Fuglsang ヤコブ・フグルサング(レオパード・トレック) +00'12"
7.Andy Shleck アンディ・シュレク(レオパード・トレック) +00'12"
8.Tony Martin トニー・マルティン(HTCハイロード) +00'13"
9.Peter Velits ペーター・ヴェリトス(HTCハイロード) +00'13"
10.Robert Gesink ロベルト・ヘーシンク(ラボバンク) +00'20"

----------------------------------------------
今日は、レディオシャックにとっては大変な日だった。
チームのうち、6人がクラッシュした。
ライプハイマーはiPhoneから次のようにTwitしている。
It could be worse w/ all my bad luck here at #TdF,
I'm happy to still be in the race.
Crashes are a part of cycling but this is crazy!
これまでにない不運が続いている。
まだレースを続けられるだけ、ましだ。
落車は自転車レースに付き物だが、これはひどいんじゃないか?
----------------------------------------------
こんなニュースがあった。
110708thumb.php.jpg
表彰台ガールの一人が表彰台「ボーイ」に変更されたとのニュース!?
(写真:chamoisnewsの記事から)

ちょうど表彰を見逃したが、その写真は下記の通りだ。上記は冗談?
あるいは、表彰前に有名人、地元の名士などが選手を祝福することがよくあるが、それだろうか?
9b0ac14f554a9482b9add74a0036b28f-getty-_.jpg
(写真:Yahoo!Sports 写真ギャラリーから)
----------------------------------------------
さぁ、明日からは山岳だ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。