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ダニエル・マーチン、グランツール初優勝、モレッマが1秒差でリーダージャージ【ブエルタ・ア・エスパーニャ 第9ステージ】 [ロードレース]

第9ステージは、
Villacastin ヴィジャカスティン から La Covatilla ラ・コヴァティリャまでの 183Km、
前日に引き続いての山岳コース。
ゴール前の登りが長く、きつい。
しかも吹きさらしだ。

逃げは、4人。
129セバスティアン・ラング
029トリビオ

途中、会話をしたかと思うと、
どうぞ行ってくれというような仕草。
2人が先行する、後の2人には特に追いかける様子はない。

最後の登りに入った。
ラングの漕ぎ方を見ると、きつい登りであることがよくわかる。
ようやくクランクを回しているといった風情だ。

どこでホアキン・ロドリゲスが行くかと見ているが、
小さいアタックはあるものの、距離を離すことが出来ない。
メイン集団が、じりじりと少しずつ痩せて行くのみ。
イゴール・アントンがまた遅れた。
ホアキン・ロドリゲスが集団後方に位置している。
と見ていたら、何と置いて行かれるではないか。
昨ステージまでの絶対的強さは影を潜め、
集団との距離は大きくなっていく。

そんな中で、ダニエル・マーチンがアタック、
ニコラス・ロシュが追走。
追い付くと、顔を見合わせ、微笑んでいる。
この2人はいとこ同士だそうだ。
しばらく並走していたが、
ロシュを置いて、マーチンが単独で先行。

ニバリが集団から抜け出て、マーチンを追いかける。
追い付いて、しばらく2人が先頭を走る。
観客の迫る部分に差し掛かった。
相変わらず、観客の動きが前を塞ぐ。
本人たちはどう感じているか分からないが、危ない。

しばらく2人で行くが、スカルポーニの引く集団に追い付かれる。
また、メイン集団が先頭だ。

ゴール手前で、またマーチンがアタック、
モレッマが追走。
思ったよりマーチンが伸び、
モレッマは追い付かない。
マーチンのグランツール、初優勝だ。

ホアキン・ロドリゲスはトップから59秒遅れでゴール、
リーダージャージを失った。

モレッマは最後の動きが効き、
1秒差で、マイヨ・ロホを獲得した。

【ステージ順位】
1.Daniel Martin (ガーミン・サーヴェロ) 4h 52'14"
2.Bauke Mollema (ラボバンク) +1"
3.Juan Jose Cobo (ジオックス) +3"
4.Bradley Wiggins (チーム・スカイ) +4"
5.Christopher Froome (チーム・スカイ) +7"
6.Vincenzo Nibali (リクィガス・キャノンデール) +11"
7.Rein Taaramae (コフィディス) +12"
8.Denis Menchov (ジオックス) +12"
9.Haimar Zubeldia (レディオシャック) +12"
10.Fredrik Kessiakoff (アスタナ) +12"


【総合順位】
1.Bauke Mollema (ラボバンク) 37h 11'17"
2.Joaquin Rodriguez (カチューシャ) +1"
3.Vincenzo Nibali (リクィガス・キャノンデール) +9"
4.Fredrik Kessiakoff (アスタナ) +18"
5.Jurgen Van Den Broeck (オメガファーマ・ロット) +27"
6.Daniel Moreno (カチューシャ) +35"
7.Jakob Fugulsang (レオパード・トレック) +37"
8.Kevin Seeldrayers (クイックステップ) +42"
9.Haimar Zubeldia (レディオシャック) +42"
10.Juan Jose Cobo (ジオックス) +46"

土井雪広は、
ステージ108位(+16'14")、
総合では175位(2h 06'28")

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