純粋スプリントにはならず、フィリップ・ジルベール優勝。【ブエルタ・ア・エスパーニャ 2012 第19ステージ】 [ロードレース]
Peñafiel ペニャフィエル から La Lastrilla ラ・ラストリーリャ まで 178.4km
平坦ステージ
小さな上りがあるが、スプリンター向けのステージだ。
（写真：ペニャフィエル 公式サイトより）
（写真：ラ・ラストリーリャ 公式サイトより）
///////////////////
先行は2人
Jose Vicente Toribio Alcolea ホセ・ビセンテ・トリビオ (029、ACG)
Aitor Galdos Alonso アイトール・ガルドス (057、CJR)
残り距離70.9Km、タイム差3'13"
集団先頭は、スプリントを目指し、レディオシャック、アルゴス・シマノ、ロット・ベリソル
例の通り、プロトン先頭で土井選手やジ・チャンが引き続けている。
集団のコントロールとは別に、サクソバンクなど、各チームは危険回避のため前につめる。
丘の上の教会では飼育している羊2頭が繰り返し角を突き合わせている。
羊飼いの命令でやって見せているのだろうか。
残り距離64.3Km、タイム差2'32"
残り距離61.0Km、タイム差2'15"
ボーム、バッラン、マテ・マルドネスら4人が飛び出したが、
本格的アタックには至らず、集団がすぐに追い付く。
サクソバンクが先頭に上がって来た。
ギャップが狭くなり過ぎたので、少しペースを落とすためか。
ここしばらく任せていたジ・チェンに代わり、
また土井選手が先頭に上がって来た。
集団が横風の危険な区域に入った。
これを利用しようというチームはなく、集団はペースを落としている。
バイクカメラがバイクのメーターを映す。
そこにある「motostv.com」の文字が気になり、スピード値を見損なった＾＾；
残り距離40.9Km、タイム差1'31"
先頭で路面が濡れていたことがあったが、
今度は、集団の通過するエリアで急な雨に選手たちの姿が霞む。
すぐに止んで日差しが．．．1分もなかっただろうか。
小さな雨雲がひとつだけあったのかも知れない。
残り距離33.3Km、タイム差52"
タイム差は1分を切って来た。
集団は横に広がっており、ペースアップしているようには見えない。
前の2人が疲れて来たか。
ジ・チェンは、先ほどから集団最後方に位置している。
軽い怪我をしているようだ。92Km付近で落車をしたとのこと。
残り距離31.6Km、タイム差18"
残り10秒を切って、先頭の2人が握手を交わす。
しかし、ガルドスがスピードアップ。
トリビオも追走。
少しでも逃げる距離を伸ばしたいというところ。
残り距離28.3Km
集団にはつかまったが、トリビオが懸命に踏む。
先頭で2人が引いているような構図だ。
残り27.6Km、ようやく2人が集団の中に埋もれて行った。
今度は、ACG、CJRの選手が前を引く。
集団のスピードが上がる。
すっかりなりを潜めていたスカイも前方にちらほら見えるようになった。
残り15.7Km
つづら折りの上り、結構な坂だ。
集団は縦に伸び、後方では遅れる選手たちが出て来た。
先ほどから先頭はモヴィスター。
選手が千切れたというより、集団が2分されたようだ。
中間スプリントを目指し、
ラボバンクの選手2人がアタック。
ホアキン、ヴァルヴェルデも行く。
ヴァルヴェルデ、ホアキン、ヘーシンクの順で通過。
ヴァルヴェルデは少しだけホアキンとの差を詰めた。
残り10.3Km
第2集団との間は20"差。
残り6.6Km
少し上っている。追走との差は9秒。
残り3.8Km
ガルシア(COF)の選手がアタック。
続いて、集団前方から5人の選手が分離した。
ガルシアが落ち、先頭は4人、
ニコラス・ロシュ、モンタグーティ、デゲンコルブ、ブレッシェル
残り1Km
ニコラス・ロシュが行った。
デゲンコルブが追う。
後ろからバッランが集団を引いて来る。
ジルベールがいる。
ジルベールがデゲンコルブらを抜き、トップに出た。スイフトが付く。
デゲンコルブは追うが、もう体力が残されていない。
力強い走りをしたが、ここで諦めた。
ジルベール行く。
後方から一気に、ヴァルヴェルデが来た。
ホアキンも付いている。
しかし間に合わない。
ジルベール優勝。
ヴァルヴェルデ2位、ホアキンが4位か。
引いていたダニエル・モレノがホアキンの前、3位ゴールしてしまった。
コンタドールは、トップから3秒差の集団、10位（発表のまま）でゴール。
（写真：手を上げるジルベール、中央がヴァルヴェルデ、右にモレノ、その後方、緑ジャージのホアキン UCIツイッター画像より）
公式リザルトを見ると、7位が2人いる。
とすると、コンタドールは11位のはずだが、
7、7、8、9、10となっている。
修正されたようだ。コンタドールは11位。
単に7をダブって書いただけなのか、
あるいは判定し切れなかったのか．．．
【ステージ順位】
１．Philippe Gilbert フィリップ・ジルベール (41、BMC) 4h56'25"
２．Alejandro Valverde アレハンドロ・ヴァルヴェルデ (009、MOV) +00"
３．Daniel Moreno ダニエル・モレノ (107、KAT)
４．Joaquin Rodriguez ホアキン・ロドリゲス (101、KAT)
５．Gianni Meersman ジャンニ・メールスマン (136、LTB) +03"
６．Bauke Mollema バウク・モレッマ (166、RAB)
７．Ben Swift ベン・スイフト (187、SKY)
８．Jan Bakelants ヤン・バークランツ (172、RNT)
９．Rinaldo Nocentini リナルド・ノチェンティーニ (017、ALM)
１０．Sergio Luis Henao Montoya セルジオ・ルイス・エナオ・モントーヤ (183、SKY)
好調ヴァルヴェルデがコンタドールにやや迫って来た。
【総合順位】
１．Alberto Contador アルベルト・コンタドール (201、STB) 77h21'49"
２．Alejandro Valverde アレハンドロ・ヴァルヴェルデ (009、MOV) +1’35"
３．Joaquin Rodriguez ホアキン・ロドリゲス (101、KAT) +2’21"
４．Christopher Froome クリス・フルーム (181、SKY) +9'48"
５．Daniel Moreno ダニエル・モレノ (107、KAT) +11'29"
６．Robert Gesink ロベルト・ヘーシンク (161、RAB) +12'00"
７．Laurens Ten Dam ローレンス・テンダム (168、RAB) +12'58"
８．Andrew Talansky アンドリュー・タランスキー (091、GRS) +13'09"
９．Igor Anton イゴール・アントン (71、EUS) +13'52"
１０．Beñat Intxausti ベナト・インサウスティ (004、MOV) +15'13"
【各賞ジャージ】
プントス（ポイント賞、グリーン）
ホアキン・ロドリゲス(KAT)
モンターニャ（山岳賞、青い水玉）
サイモン・クラーク(OGE)
コンビナーダ（複合賞、白）
ホアキン・ロドリゲス(KAT)
カメラ映像に映り続けた土井選手は、
+6'28" で、ステージ 151位
総合は、+ 2h45' 57'' の 129位
敢闘賞は、落車したアルゴス・シマノのジ・チェン
逃げ続けた2人は驚いたろう。
不思議がる声が多い。
【サイクルフォトグラファー 辻啓さんのTwit】@keitsuji
どうやらジ・チェン（アルゴス・シマノ）が敢闘賞。
落車した彼の代わりに集団を引き続けることになった土井ちゃんに敢闘賞やろ。
（日本時間 2012年9月8日 02:35）
一方、
【土井雪広選手のTwit】@YukihiroDoi
本日のブエルタNo19アップです。
本日も終始コントロール。
俺の体には無限大の体力が残ってる模様。笑 もうよくわからない。笑http://blog.yukihirodoi.jp/blog/2012/09/no19_be52.html
（日本時間 2012年9月8日 03:41）
明日は最後の決戦、Bola del Mundo ボラ・デル・ムンドの頂上ゴール
ヴァルヴェルデも好調、というより、調子に乗っている。
ホアキンだって、わからない。再度の大逆転もありうる。
コンタドールも十分承知だ。
jsports1 なので、我が家では見ることができない。残念。
ストリームがあるだけでも幸いか。
平坦ステージ
小さな上りがあるが、スプリンター向けのステージだ。
（写真：ペニャフィエル 公式サイトより）
（写真：ラ・ラストリーリャ 公式サイトより）
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先行は2人
Jose Vicente Toribio Alcolea ホセ・ビセンテ・トリビオ (029、ACG)
Aitor Galdos Alonso アイトール・ガルドス (057、CJR)
残り距離70.9Km、タイム差3'13"
集団先頭は、スプリントを目指し、レディオシャック、アルゴス・シマノ、ロット・ベリソル
例の通り、プロトン先頭で土井選手やジ・チャンが引き続けている。
集団のコントロールとは別に、サクソバンクなど、各チームは危険回避のため前につめる。
丘の上の教会では飼育している羊2頭が繰り返し角を突き合わせている。
羊飼いの命令でやって見せているのだろうか。
残り距離64.3Km、タイム差2'32"
残り距離61.0Km、タイム差2'15"
ボーム、バッラン、マテ・マルドネスら4人が飛び出したが、
本格的アタックには至らず、集団がすぐに追い付く。
サクソバンクが先頭に上がって来た。
ギャップが狭くなり過ぎたので、少しペースを落とすためか。
ここしばらく任せていたジ・チェンに代わり、
また土井選手が先頭に上がって来た。
集団が横風の危険な区域に入った。
これを利用しようというチームはなく、集団はペースを落としている。
バイクカメラがバイクのメーターを映す。
そこにある「motostv.com」の文字が気になり、スピード値を見損なった＾＾；
残り距離40.9Km、タイム差1'31"
先頭で路面が濡れていたことがあったが、
今度は、集団の通過するエリアで急な雨に選手たちの姿が霞む。
すぐに止んで日差しが．．．1分もなかっただろうか。
小さな雨雲がひとつだけあったのかも知れない。
残り距離33.3Km、タイム差52"
タイム差は1分を切って来た。
集団は横に広がっており、ペースアップしているようには見えない。
前の2人が疲れて来たか。
ジ・チェンは、先ほどから集団最後方に位置している。
軽い怪我をしているようだ。92Km付近で落車をしたとのこと。
残り距離31.6Km、タイム差18"
残り10秒を切って、先頭の2人が握手を交わす。
しかし、ガルドスがスピードアップ。
トリビオも追走。
少しでも逃げる距離を伸ばしたいというところ。
残り距離28.3Km
集団にはつかまったが、トリビオが懸命に踏む。
先頭で2人が引いているような構図だ。
残り27.6Km、ようやく2人が集団の中に埋もれて行った。
今度は、ACG、CJRの選手が前を引く。
集団のスピードが上がる。
すっかりなりを潜めていたスカイも前方にちらほら見えるようになった。
残り15.7Km
つづら折りの上り、結構な坂だ。
集団は縦に伸び、後方では遅れる選手たちが出て来た。
先ほどから先頭はモヴィスター。
選手が千切れたというより、集団が2分されたようだ。
中間スプリントを目指し、
ラボバンクの選手2人がアタック。
ホアキン、ヴァルヴェルデも行く。
ヴァルヴェルデ、ホアキン、ヘーシンクの順で通過。
ヴァルヴェルデは少しだけホアキンとの差を詰めた。
残り10.3Km
第2集団との間は20"差。
残り6.6Km
少し上っている。追走との差は9秒。
残り3.8Km
ガルシア(COF)の選手がアタック。
続いて、集団前方から5人の選手が分離した。
ガルシアが落ち、先頭は4人、
ニコラス・ロシュ、モンタグーティ、デゲンコルブ、ブレッシェル
残り1Km
ニコラス・ロシュが行った。
デゲンコルブが追う。
後ろからバッランが集団を引いて来る。
ジルベールがいる。
ジルベールがデゲンコルブらを抜き、トップに出た。スイフトが付く。
デゲンコルブは追うが、もう体力が残されていない。
力強い走りをしたが、ここで諦めた。
ジルベール行く。
後方から一気に、ヴァルヴェルデが来た。
ホアキンも付いている。
しかし間に合わない。
ジルベール優勝。
ヴァルヴェルデ2位、ホアキンが4位か。
引いていたダニエル・モレノがホアキンの前、3位ゴールしてしまった。
コンタドールは、トップから3秒差の集団、10位（発表のまま）でゴール。
（写真：手を上げるジルベール、中央がヴァルヴェルデ、右にモレノ、その後方、緑ジャージのホアキン UCIツイッター画像より）
公式リザルトを見ると、7位が2人いる。
とすると、コンタドールは11位のはずだが、
7、7、8、9、10となっている。
修正されたようだ。コンタドールは11位。
単に7をダブって書いただけなのか、
あるいは判定し切れなかったのか．．．
【ステージ順位】
１．Philippe Gilbert フィリップ・ジルベール (41、BMC) 4h56'25"
２．Alejandro Valverde アレハンドロ・ヴァルヴェルデ (009、MOV) +00"
３．Daniel Moreno ダニエル・モレノ (107、KAT)
４．Joaquin Rodriguez ホアキン・ロドリゲス (101、KAT)
５．Gianni Meersman ジャンニ・メールスマン (136、LTB) +03"
６．Bauke Mollema バウク・モレッマ (166、RAB)
７．Ben Swift ベン・スイフト (187、SKY)
８．Jan Bakelants ヤン・バークランツ (172、RNT)
９．Rinaldo Nocentini リナルド・ノチェンティーニ (017、ALM)
１０．Sergio Luis Henao Montoya セルジオ・ルイス・エナオ・モントーヤ (183、SKY)
好調ヴァルヴェルデがコンタドールにやや迫って来た。
【総合順位】
１．Alberto Contador アルベルト・コンタドール (201、STB) 77h21'49"
２．Alejandro Valverde アレハンドロ・ヴァルヴェルデ (009、MOV) +1’35"
３．Joaquin Rodriguez ホアキン・ロドリゲス (101、KAT) +2’21"
４．Christopher Froome クリス・フルーム (181、SKY) +9'48"
５．Daniel Moreno ダニエル・モレノ (107、KAT) +11'29"
６．Robert Gesink ロベルト・ヘーシンク (161、RAB) +12'00"
７．Laurens Ten Dam ローレンス・テンダム (168、RAB) +12'58"
８．Andrew Talansky アンドリュー・タランスキー (091、GRS) +13'09"
９．Igor Anton イゴール・アントン (71、EUS) +13'52"
１０．Beñat Intxausti ベナト・インサウスティ (004、MOV) +15'13"
【各賞ジャージ】
プントス（ポイント賞、グリーン）
ホアキン・ロドリゲス(KAT)
モンターニャ（山岳賞、青い水玉）
サイモン・クラーク(OGE)
コンビナーダ（複合賞、白）
ホアキン・ロドリゲス(KAT)
カメラ映像に映り続けた土井選手は、
+6'28" で、ステージ 151位
総合は、+ 2h45' 57'' の 129位
敢闘賞は、落車したアルゴス・シマノのジ・チェン
逃げ続けた2人は驚いたろう。
不思議がる声が多い。
【サイクルフォトグラファー 辻啓さんのTwit】@keitsuji
どうやらジ・チェン（アルゴス・シマノ）が敢闘賞。
落車した彼の代わりに集団を引き続けることになった土井ちゃんに敢闘賞やろ。
（日本時間 2012年9月8日 02:35）
一方、
【土井雪広選手のTwit】@YukihiroDoi
本日のブエルタNo19アップです。
本日も終始コントロール。
俺の体には無限大の体力が残ってる模様。笑 もうよくわからない。笑http://blog.yukihirodoi.jp/blog/2012/09/no19_be52.html
（日本時間 2012年9月8日 03:41）
明日は最後の決戦、Bola del Mundo ボラ・デル・ムンドの頂上ゴール
ヴァルヴェルデも好調、というより、調子に乗っている。
ホアキンだって、わからない。再度の大逆転もありうる。
コンタドールも十分承知だ。
jsports1 なので、我が家では見ることができない。残念。
ストリームがあるだけでも幸いか。
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