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デゲンコルブ5勝目。総合優勝はコンタドール。【ブエルタ・ア・エスパーニャ 2012 最終 第21ステージ】 [ロードレース]

Cercedilla セルセディリャ から、 Madrid マドリード を目指して、115.0km
平坦ステージ

もう山はない。前半は下り基調。後半はフラットなスプリントステージ。
土井選手のしごとは、今日も続く。
昨年は、ペーター・サガンが制し、周囲を驚かせたステージ。
デゲンコルブの体調はどうだろう。

vuelta2012_stg21_cercedilla.jpg
(写真:ルセディリャ 公式サイトより)

vuelta2012_stg21_madrid.jpg
(写真:マドリード 公式サイトより)

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マドリードでの周回、1周目は
引退予定のモンクティエ(COF)、ニアマン(RAB)の顔見世先行で始まった。

これが終わると、6人がアタック
Sergio Carrasco Garcia セルヒオ・カラスコ (022、ACG)
Javier Chacon ハビエル・チャコン (024、ACG)
Kevin Seeldraeyers ケヴィン・シールドラーエルス (036、AST)
Javier Francisco Aramendia Lorente ハビエル・アラメンディア (051、CJR)
Mikel Astarloza Chaurreau ミケル・アスタルロサ (072、EUS)
Sergey Lagutin セルゲイ・ラグティン (213、VCD)

ポイント賞僅差で2位のヴァルヴェルデのために
モヴィスターが懸命に引くが、追いつかない。諦めたか。
中間スプリントポイントまでには捕まえることができなかった。

残り39.1Km、タイム差7"

集団はモヴィスターに代わり、アルゴス・シマノ、サクソバンクが先頭に出ている。
土井雪広選手とコンタドールが並んで走っているのが見える。

7周回目、タイム差7"
タイム差はほとんど変わらないまま推移している。

8周回目、タイム差21"
少し広がった。
周回コースは前が見えるので、プロトンには、やりやすいか。
アルゴス・シマノ、サクソバンクが変わらず前にいる。

アルゴス・シマノは少し下がり、スカイが先頭に出て来た。
タイム差は縮まっている。
先行メンバーは諦め掛けているようだ。

最後の1周に入った。
直前まで、ラグティンだけが残っていたが、ここで吸収。

残り5Km付近
リクィガスが先頭に出た。
スカイ、OGE、ARGなどスプリントを狙う他のチームも前方に詰めている。

残り4Km
ARGが上げ気味だが、まだLIQが先頭、
LIQ隊列の直後にヴァルヴェルデがいる。
メンショフに引かれたホアキンが右から上がる。

残り300m
左からデゲンコルブが発射。
ベンナーティ、ヴィヴィアーニが来た。
ヴィヴィアーニの追い上げが急だ。ベンナーティの前に出る。
しかし、デゲンコルブが残った。ゴールラインを先に通過する。
今ブエルタ5勝目は立派。
土井選手はじめ、チームの仕事が実った。

ヴァルヴェルデが6位に入った。
ホアキンが21だったので、プントス、コンビナダの2賞は、ヴァルヴェルデが獲得。
健闘し、ほぼ勝利を確実とする位置までいっていたホアキンは、結局、無冠。
総合3位だけが残った。

【ステージ順位】
1.John Degenkolb ジョン・デゲンコルブ (191、ARG)          2h44'57"
2.Elia Viviani エリア・ヴィヴィアーニ (129、LIQ)                +00"
3.Daniele Bennati ダニエーレ・ベンナーティ (173、RNT)
4.Allan Davis アラン・デイヴィス (151、OGE)
5.Kolfo Fernandez コルド・フェルナンデス (093、GRS)
6.Alejandro Valverde アレハンドロ・ヴァルヴェルデ (009、MOV)
7.Gert Steegmans ヘルト・ステーグマン (146、OPQ)
8.Zdenek Stybar ゼネック・スティバール (147、OPQ)
9.Raymond Kreder ライモント・クレダー (095、GRS)
10.Gorka Verdugo ゴルカ・ヴェルドゥーゴ (079、EUS)

総合は、昨日のまま最終順位となった。

【総合順位】
1.Alberto Contador アルベルト・コンタドール (201、STB)     84h59'49"
2.Alejandro Valverde アレハンドロ・ヴァルヴェルデ (009、MOV)   +1’16"
3.Joaquin Rodriguez ホアキン・ロドリゲス (101、KAT)         +1’37"
4.Christopher Froome クリス・フルーム (181、SKY)          +10'16"
5.Daniel Moreno ダニエル・モレノ (107、KAT)              +11'29"
6.Robert Gesink ロベルト・ヘーシンク (161、RAB)            +12'23"
7.Andrew Talansky アンドリュー・タランスキー (091、GRS)      +13'28"
8.Laurens Ten Dam ローレンス・テンダム (168、RAB)         +13'41"
9.Igor Anton イゴール・アントン (71、EUS)                 +14'01"
10.Beñat Intxausti ベナト・インサウスティ (004、MOV)         +16'13"

【各賞ジャージ】
プントス(ポイント賞、グリーン)
 アレハンドロ・ヴァルヴェルデ(MOV)
モンターニャ(山岳賞、青い水玉)
 サイモン・クラーク(OGE)
コンビナーダ(複合賞、白)
 アレハンドロ・ヴァルヴェルデ(MOV)

土井選手は今日も頻繁に映った。
マドリードでの露出はまた格別。
+2'17" で、ステージ 170位
+3h12'22" で、総合 139位

++++++++++++++++++++

最終日なので、表彰式の様子を少し。

マイヨ・ロホの表彰後、カメラのレンズに直接サインするコンタドール。
モンターニャの表彰台は、サイモン・クラーク。ステージを降り、カメラに手を振りながら通る。
ヴァルヴェルデが子供を連れて、コンビナダ表彰台に上がる。ヴァルヴェルデもカメラレンズにサイン。
敢闘賞は、コンタドールだ。このステージの賞だが、全ステージを通じての意味も加味されているのだろう。
再び、子供を連れて、ヴァルヴェルデが登場、プントスの表彰だ。
先ほど、女性に抱き上げられたので、慣れたのか、子供が抱っこをせがむ。
続いて、チーム総合、モヴィスターの表彰。チーム全員が登壇。当然、子連れだ。
ロハスがリタイヤし、8人に減っているので、チームジャージは子供を合わせ、9人。

vuelta2012_stg21_movistar_653156781.jpg
(写真:チーム表彰 Movistarチームのtwitpicより)

ベスト3の表彰。
まず、哀愁のホアキンが上がる。
昨年に比べれば、はるかに多く、主役を演じた。
続いて、子連れヴァルヴェルデ、コンタドール。

一段落した後で、コンタドールが手招きしている。
チーム全員を呼んで表彰台に上がる。



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