イェンス・フォイクト、最終盤のアタックで逃げ切り勝利。総合トップはヴァンガードレン。【ツアー・オブ・カリフォルニア第5ステージ】 [ロードレース]
Santa Barbara サンタバーバラ から Avila Beach アヴィラビーチ までの 186.3Km
ビーチをスタートし、ビーチに至る山岳コース。
走り始め25Kmの地点に、いきなりの2級山岳 San Marcos Pass サンマルコス峠が待ち構えている。
しかし、山岳ポイントは、この1ヶ所のみ。
この後、やや低い山を2つほど通過すると、スプリントポイント3ヶ所が待ち受けている。
（Orcutt オーカット、Guadalupe グアドループ、Arroyo Grande アロヨグランデ）
ダヴィ・アロヨを思い出す地名だ．．．。
arroyo は、小峡谷、涸れ谷といった意味らしい。やはりスペイン語が元だ。
最後はごく緩やかな下り基調で、ゴールのビーチへ。
14:00 日本時間 06:00
残り73Km タイム差3'30"(2.8Km)
既に2/3ほどの距離を消化し、山岳は終わっている。
この後には、2つのスプリントポイント、ゴールがあるのみだ。
3人が先行している。
Carter Jones カーター・ジョーンズ (BPC,113)
Chun Kai Feng チュン・カイ・フェン (CSS,94)
Thomas De Gendt トーマス・デヘント (VCD,71)
（画像：メイン集団 AMGEN ツアートラッカーより）
（画像：先行3選手 カーター・ジョーンズは、現在、KOMポイント賞トップの赤水玉ジャージを着ている。 ライブ映像より）
（画像：63 アメリカナショナルジャージのティモシー・ダッガン ライブ映像より）
残り58.9Km タイム差2'30"
グアドループの第2スプリントポイントが近づいて来た。
風が強い。選手たちには向かい風となっているようだ。
風で、メイン集団が2つに分断された。RLTが前でペースアップしたようだ。
前は15人ほど、総合トップのアセヴェド、3位のダイグナムは、後ろに取り残されている。
前の集団には、ヴァンガードレン、サガン、マシューズ、ファラーなどが入っている。
さらに後方は2つに分離、3グループに分かれてしまった。
先頭では、チュン・カイ・フェンがアタック、スプリントポイントを取りに行った。
カーター・ジョーンズは2位通過。
残り52Km
メイン第1集団が先行3人をパス
リーダージャージの第2集団とは、30"ほどの差
第3集団は、アンディ・シュレクが先頭で引き、
ようやく第2集団に追い付いた。
一体となった第2集団から、シルヴァン・シャヴァネルがアタック。
しかし、チームメイトが付いて来たため、
シャヴァネルは集団を引いた形になった。
タイラー・ファラーがバイクトラブル
バイクごと交換した。これは痛い。
一方、シャヴァネルは、BLS2名と前を追う形になっている。
ファラーは、どうにか追い付いた。
残り41.6Km タイム差45"
残り38.4Km タイム差45"
先頭集団は17名。
ヴァンガードレン31、ロジャース61、ブッシュ2、メイヤー47、シャー38、
カンデラリオ123、ドッカー44、フォイクト1、クック43、サガン51、
イリサール4、ファラー14、マカーティ65、マシューズ46、ヨルゲンセン64、
デヘント71、フースホフト35
残り34.3Km タイム差45"
差は縮まらない。
スプリントポイント
ヴァンガードレン、ロジャース、フースホフトらが取りに行く。
フースホフトが1位通過。ヴァンガードレンが2位。
残り29.5Km タイム差45"
後方グループは、大集団だが、今ひとつ回転していない。シャヴァネルが引いている。
前の選手が振り返るが、まだ差は縮まらない。
残り27.0Km タイム差30"
後方ではキャノンデールがローテーションに加わり始めた。
前のサガンは単独なので、合流してもメリットはある。
残り22.5Km タイム差45"
海水パンツのファンが2人、並走して来た。
1人はピンク色の兎を被っている。
残り21.4Km タイム差55"
後方集団では、キャノンデールが1人を残し下がったため速度が落ちたか。
マンセボーが前に出て、声を掛けている。
彼には自身の総合順位も掛かっている。
残り20.4Km タイム差1’00"
一旦縮まり掛けたタイム差だが、1分になってしまった。
後方は、マンセボーの5HRが引き始めた。
残り14.0Km タイム差1’00"
タイム差は、1分と表示されているが、
ツアートラッカーでは、1'15"以上というコメントだ。
残り11.8Km タイム差50"
上空ヘリコプターからの映像では、
後方集団は、10人ほどがうまくローテーションしている。
表示されているタイム差は、数字が減って来た。
後方集団先頭にいたBLSの3選手は、もう疲れ果てたという雰囲気で首をかしげている。
CSSが選手を前に出して来た。
残り7.0Km タイム差55"
後方が怪しくなって来たので、このままだと、この集団が逃げ切る可能性が高くなって来た。
残り4.9Km タイム差1’05"
フォイクトがアタック。
かなり離した。
これは決まりか。
残り3Km
OGEの選手がフォイクトを追う。
クックか。
デヘントが行った。
フォイクトのアタックで様相がすっかり変わった。
残り1.7Km
フォイクトはかなり有利だ。
残り1.3Km
やむを得ず、サガンが発射。
しかし、長くは走らない。
1人で引いてしまっては不利だ。
フォイクト、そのままゴールだ。優勝。
ここしかないというタイミングでのアタックだった。
（画像：ゴール目前、後方を確認するフォイクト ライブ映像より）
残りの選手が来た。
ファラー、フースホフト、サガンらがほぼ一線でゴール。
サガンは一旦追いかけた分、エネルギーを消耗したか。
第2集団は1分以上離されて到着。
このタイム差は、総合順位に大きく影響する。
【ステージ順位】
１．Jens Voigt イェンス・フォイクト (RLT,1) 4h41'16"
２．Tyler Farrar タイラー・ファラー (GRS,14) +06"
３．Thor Hushovd トル・フースホフト (BMC,35)
４．Peter Sagan ペテル・サガン (CAN,51)
５．Michael Matthews マイケル・マシューズ (OGE,46)
６．Jay Mccarthy ジェイ・マッカーシー (TST,65)
７．Alexander Candelario アレックス・カンデラリオ (OPM,123)
８．Michael Rogers マイケル・ロジャース (TST,61)
９．Markel Irizar マルケル・イリサール (RLT,4)
１０．Tejay Van Garderen ティージェイ・ヴァンガードレン (BMC,31)
これで本命ヴァンガードレンがアセヴェドに代わり、総合トップとなった。
【総合順位】
１．Tejay Van Garderen ティージェイ・ヴァンガードレン (BMC,31) 21h55'32"
２．Michael Rogers マイケル・ロジャース (TST,61) +42"
３．Janier A. Acevedo ハピエル・アレクシス・アセヴェド (JSH,131) +50"
４．Matthew Busche マシュー・ブッシュ (RLT,2) +1'04"
５．Philip Deignan フィリップ・ダイグナム (UHC,82) +1'17"
６．Cameron Meyer キャメロン・マイヤー (OGE,47) +1'29"
７．Mathias Frank マティアス・フランク (BMC,33) +1'35"
８．Francisco Mancebo フランシスコ・マンセボー (5HR,151) +1'53"
９．Chad Haga チャド・ヘイガ (OPM,121) +2'03"
１０．Lawson Craddock ローソン・クラドッック (BLS,142) +2'22"
（画像：祝福のキスの後、記念賞品の熊とキスするヴァンガードレン ライブ映像より）
（画像：アヴィラビーチ ライブ映像より）
（画像：アヴィラビーチの海にはラッコが ライブ映像より）
ビーチをスタートし、ビーチに至る山岳コース。
走り始め25Kmの地点に、いきなりの2級山岳 San Marcos Pass サンマルコス峠が待ち構えている。
しかし、山岳ポイントは、この1ヶ所のみ。
この後、やや低い山を2つほど通過すると、スプリントポイント3ヶ所が待ち受けている。
（Orcutt オーカット、Guadalupe グアドループ、Arroyo Grande アロヨグランデ）
ダヴィ・アロヨを思い出す地名だ．．．。
arroyo は、小峡谷、涸れ谷といった意味らしい。やはりスペイン語が元だ。
最後はごく緩やかな下り基調で、ゴールのビーチへ。
14:00 日本時間 06:00
残り73Km タイム差3'30"(2.8Km)
既に2/3ほどの距離を消化し、山岳は終わっている。
この後には、2つのスプリントポイント、ゴールがあるのみだ。
3人が先行している。
Carter Jones カーター・ジョーンズ (BPC,113)
Chun Kai Feng チュン・カイ・フェン (CSS,94)
Thomas De Gendt トーマス・デヘント (VCD,71)
（画像：メイン集団 AMGEN ツアートラッカーより）
（画像：先行3選手 カーター・ジョーンズは、現在、KOMポイント賞トップの赤水玉ジャージを着ている。 ライブ映像より）
（画像：63 アメリカナショナルジャージのティモシー・ダッガン ライブ映像より）
残り58.9Km タイム差2'30"
グアドループの第2スプリントポイントが近づいて来た。
風が強い。選手たちには向かい風となっているようだ。
風で、メイン集団が2つに分断された。RLTが前でペースアップしたようだ。
前は15人ほど、総合トップのアセヴェド、3位のダイグナムは、後ろに取り残されている。
前の集団には、ヴァンガードレン、サガン、マシューズ、ファラーなどが入っている。
さらに後方は2つに分離、3グループに分かれてしまった。
先頭では、チュン・カイ・フェンがアタック、スプリントポイントを取りに行った。
カーター・ジョーンズは2位通過。
残り52Km
メイン第1集団が先行3人をパス
リーダージャージの第2集団とは、30"ほどの差
第3集団は、アンディ・シュレクが先頭で引き、
ようやく第2集団に追い付いた。
一体となった第2集団から、シルヴァン・シャヴァネルがアタック。
しかし、チームメイトが付いて来たため、
シャヴァネルは集団を引いた形になった。
タイラー・ファラーがバイクトラブル
バイクごと交換した。これは痛い。
一方、シャヴァネルは、BLS2名と前を追う形になっている。
ファラーは、どうにか追い付いた。
残り41.6Km タイム差45"
残り38.4Km タイム差45"
先頭集団は17名。
ヴァンガードレン31、ロジャース61、ブッシュ2、メイヤー47、シャー38、
カンデラリオ123、ドッカー44、フォイクト1、クック43、サガン51、
イリサール4、ファラー14、マカーティ65、マシューズ46、ヨルゲンセン64、
デヘント71、フースホフト35
残り34.3Km タイム差45"
差は縮まらない。
スプリントポイント
ヴァンガードレン、ロジャース、フースホフトらが取りに行く。
フースホフトが1位通過。ヴァンガードレンが2位。
残り29.5Km タイム差45"
後方グループは、大集団だが、今ひとつ回転していない。シャヴァネルが引いている。
前の選手が振り返るが、まだ差は縮まらない。
残り27.0Km タイム差30"
後方ではキャノンデールがローテーションに加わり始めた。
前のサガンは単独なので、合流してもメリットはある。
残り22.5Km タイム差45"
海水パンツのファンが2人、並走して来た。
1人はピンク色の兎を被っている。
残り21.4Km タイム差55"
後方集団では、キャノンデールが1人を残し下がったため速度が落ちたか。
マンセボーが前に出て、声を掛けている。
彼には自身の総合順位も掛かっている。
残り20.4Km タイム差1’00"
一旦縮まり掛けたタイム差だが、1分になってしまった。
後方は、マンセボーの5HRが引き始めた。
残り14.0Km タイム差1’00"
タイム差は、1分と表示されているが、
ツアートラッカーでは、1'15"以上というコメントだ。
残り11.8Km タイム差50"
上空ヘリコプターからの映像では、
後方集団は、10人ほどがうまくローテーションしている。
表示されているタイム差は、数字が減って来た。
後方集団先頭にいたBLSの3選手は、もう疲れ果てたという雰囲気で首をかしげている。
CSSが選手を前に出して来た。
残り7.0Km タイム差55"
後方が怪しくなって来たので、このままだと、この集団が逃げ切る可能性が高くなって来た。
残り4.9Km タイム差1’05"
フォイクトがアタック。
かなり離した。
これは決まりか。
残り3Km
OGEの選手がフォイクトを追う。
クックか。
デヘントが行った。
フォイクトのアタックで様相がすっかり変わった。
残り1.7Km
フォイクトはかなり有利だ。
残り1.3Km
やむを得ず、サガンが発射。
しかし、長くは走らない。
1人で引いてしまっては不利だ。
フォイクト、そのままゴールだ。優勝。
ここしかないというタイミングでのアタックだった。
（画像：ゴール目前、後方を確認するフォイクト ライブ映像より）
残りの選手が来た。
ファラー、フースホフト、サガンらがほぼ一線でゴール。
サガンは一旦追いかけた分、エネルギーを消耗したか。
第2集団は1分以上離されて到着。
このタイム差は、総合順位に大きく影響する。
【ステージ順位】
１．Jens Voigt イェンス・フォイクト (RLT,1) 4h41'16"
２．Tyler Farrar タイラー・ファラー (GRS,14) +06"
３．Thor Hushovd トル・フースホフト (BMC,35)
４．Peter Sagan ペテル・サガン (CAN,51)
５．Michael Matthews マイケル・マシューズ (OGE,46)
６．Jay Mccarthy ジェイ・マッカーシー (TST,65)
７．Alexander Candelario アレックス・カンデラリオ (OPM,123)
８．Michael Rogers マイケル・ロジャース (TST,61)
９．Markel Irizar マルケル・イリサール (RLT,4)
１０．Tejay Van Garderen ティージェイ・ヴァンガードレン (BMC,31)
これで本命ヴァンガードレンがアセヴェドに代わり、総合トップとなった。
【総合順位】
１．Tejay Van Garderen ティージェイ・ヴァンガードレン (BMC,31) 21h55'32"
２．Michael Rogers マイケル・ロジャース (TST,61) +42"
３．Janier A. Acevedo ハピエル・アレクシス・アセヴェド (JSH,131) +50"
４．Matthew Busche マシュー・ブッシュ (RLT,2) +1'04"
５．Philip Deignan フィリップ・ダイグナム (UHC,82) +1'17"
６．Cameron Meyer キャメロン・マイヤー (OGE,47) +1'29"
７．Mathias Frank マティアス・フランク (BMC,33) +1'35"
８．Francisco Mancebo フランシスコ・マンセボー (5HR,151) +1'53"
９．Chad Haga チャド・ヘイガ (OPM,121) +2'03"
１０．Lawson Craddock ローソン・クラドッック (BLS,142) +2'22"
（画像：祝福のキスの後、記念賞品の熊とキスするヴァンガードレン ライブ映像より）
（画像：アヴィラビーチ ライブ映像より）
（画像：アヴィラビーチの海にはラッコが ライブ映像より）
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