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ミラーが気合いでTT勝利、コンタドール総合優勝、別府史之は67位完走!【ジロデイタリア2011 第21ステージ】 [ロードレース]

Milano ミラノ市街の26Km平坦コース
コースは当初の予定から変更され、
距離も31.5Kmから短くなった。

159人の選手がスタート予定だ。
スタート時間リストは例えば、下記で入手できる。
http://www.cyclowired.jp/?q=node/60126
別府選手は、93番目、15.42'00"(日本時間22.42'00")のスタート
上位10人は、
ニエヴェ(150番目)の16.40'00"から2分おき。
(実際にはニエヴェから、前の走者に対し2分空いてのスタート)
最終走者コンタドールが16.58'00"(日本時間23.58'00")のスタートとなる。

レース途中では、一般にあまり注目されないが、
アスタナは、チーム総合優勝が今日のステージにかかっている。

15:00(日本時間22:00)
映像が入った。
ここまでのトップは、
77 RASMUSSEN Alex アレックス・ラスムッセン(HTC・ハイロード)30'20"

日本時間22:20
映像では、デヴィッド・ミラーの15Kmアーチ付近を映している。
足の回転を見ると、快調のようだ。
ミラーは、ホテルで早朝からローラに乗っていたという。
現在の順位から見れば速いはずなので、暫定トップは期待出来る。

日本時間22:36
ミラーが暫定トップに立った。
ラスムッセンを7秒上回る30'13"でゴール。
思ったほど差が付かなかった。
逆に、ラスムッセンが好調だったか。

レディオシャックのジャージ、
別府のスタートが映った。
その2つ後がポポヴィッチなので、
さすがにコース上の映像はポポヴィッチになってしまう。
このあたりは、
イサシ、カペッキ、ラング、ベタンクール、フーガーランド
と並んでいるので、別府は映りにくいか。

日本時間22:59
ヴィスコンティがスタート地点に立つ。
表情のアップ。気合いが入っているのか、とても緊張しているのが分かる。
今日はTTなので、ジャージではなく、手袋がイタリア国旗カラーだ。

ゼッケン113の直後に13が付けている。
113 カペッキの1分前に13 シェレルがスタートしているので、
抜かれたシェレルが一緒に走っているようだ。
スリップストリームを利用するのは禁止のはずだが、しばらく付いたままだ。
さすがに、オフィシャルバイクが近づいて来て、離れるように指導!

日本時間23:25
別府は現時点で暫定20位、
現在の暫定トップ、ミラーから+2'03"の32'16"で入っている。

総合で別府の次に付けていたディルーカが、35'53"(+5'40")暫定最下位だ。
何かあったのか?

日本時間23:50
ホアキン・ロドリゲスがスタート
残るスタート待ちは、4人。
ニバリのアップ、やはり緊張が伝わって来る。

日本時間23:58
コンタドールがスタート、これで全選手がコースへ出た。

中間点で、コンタドールがミラーを1秒抜き、1位通過。
第中間計測では、17秒遅れの3位通過。やや疲れたか。

ニバリ、31'31"
スカルポーニ、31'41"
スカルポーニは、総合2位を守った。

コンタドールは、もう気を抜いているようだ。
確かにステージを取る必要はないし、
ここからなら自転車を降りて走っても総合優勝だ。
(自転車選手は、走ったり歩いたりしては駄目だが...)
ゴールはるか前から、片手を上げている。
何度も手を上げる。
それでも、30'49"の3位でゴール
ゴール後、自転車を横たえ、サイドに向かって両手を上げ、ポーズ。

ステージ優勝は、デヴィッド・ミラー。
2位には、7秒差でアレックス・ラスムッセンだが、
彼はゴール前でパンクしたらしい。
パンクがなかったら、ミラーに勝てたかも知れない。
ラスムッセンの今後に期待しよう。

【ステージ順位】
1.デヴィット・ミラー(ガーミン・サーヴェロ)30'13"
2.アレックス・ラスムッセン(HTC・ハイロード) +7"
3.アルベルト・コンタドール(サクソバンク・サンガード) +36"
4.リッチー・ポルト(サクソバンク・サンガード) +43"
5.ヤロスラフ・ポポヴィッチ(レディオシャック) +55"
6.ヨス・ファンエムデン(ラボバンク) +1'02"

別府史之はメンショフと(秒までは)同タイム、
159人中の36位、すごい。
総合順位は、トータル86:30'20"で、67位だ。

【総合順位】
1.アルベルト・コンタドール(サクソバンク・サンガード) 84:05'14"
2.ミケーレ・スカルポーニ(ランプレ・ISD) +6'10"
3.ヴィンチェンツォ・ニバリ(リクィガス・キャノンデール) +6'56"
4.ジョン・ガドレ(アージェードゥーゼル) +10'04"
5.ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ) +11'05"
6.ロマン・クロイツィゲル(アスタナ) +11'28"
7.ホセ・ルハノ(アンドローニ・ジョカトリ) +12'12"
8.デニス・メンショフ(ジェオックス・TMC) +12'18"
9.ステフェン・クルイスウィック(ラボバンク) +13'51"
10.コンスタンティン・シフトソフ(HTC・ハイロード) +14'10"

foto (3)--620x300.jpg
アルベルト・コンタドール
(写真:Giro d'Italia 公式サイトから)

1位~3位の表彰式でのシャンパンファイトは
まさにファイトだった。
3人が本当に仲良さそうに、ステージ上を逃げ回り、
追いかけ、シャンパンを掛け合った。
どこか、修学旅行の枕投げ遊びを思わせる、
喜びのこもった光景だ。
精一杯やりきった喜びの爆発か。
今Giroはそれほど厳しいレースだった。

各賞は、
ポイント賞マリアロッサは、コンタドール
山岳賞マリアヴェルデは、ガルゼッリ
新人賞マリアビアンカは、クロイツィゲル
スプリント賞は、バケランツ
フーガ・ピナレッロ賞、いわゆる「逃げ」賞は、ポポヴィッチ

そうそう、チーム総合は、中野マッサーのアスタナが獲得した。

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