カヴェンディッシュ、フィニーら落車！スプリントはゴスが制し、別府史之は9位【ジロ・デ・イタリア 2012 第3ステージ】 [ロードレース]
ホルセンス～ホルセンス 190Km 平坦コース
昨ステージと同じように、ホルセンスを出発し、ホルセンスにゴールするステージだが、
途中、ホルセンスを繰り返し通過し、最後はホルセンス内のコースを3周回する。
山岳ポイントはあるが、100ｍ台の「キャットクライム」で、全体的にはほぼフラット。
途中の景色を見ると、それなりの坂があるようだが、
コースはこれを迂回している。
今日も、スカイは元気そうで、
昨日同様、カヴェンディッシュの順当勝ちかと予想されるステージだった。
14：59（日本時間21：59） 残り距離52Km
6人の逃げが発生している。メイン集団とのタイム差は2'22"
先行グループは
64 Miguel Minguez ミゲル・ミンゲス (EUS)
79 Alfredo Balloni アルフレード・バッローニ (FAR)
94 Ramunas Navardauskas ラムナス・ナヴァルダスカス (GRM)
196 Reto Hollenstein レト・ホレンシュタイン (APP)
207 Mads Christensen マッズ・クリステンセン (SAX)
217 Martijn Keizer マルティン・ケイゼル (VCD)
昨ステージでおなじみとなった選手も含まれている。
日本時間22:04 残り 48.2Km タイム差 1'59"
3周回コースに入ったか。
日本時間20:15 残り 39.2Km タイム差 1'18"
日本時間20:19 残り 35.9Km タイム差 55"
タイム差1分を切って来た。
日本時間20:25 残り 32.0Km タイム差 35"
メイン集団に追いつかれそうな気配の中、
先行集団から、クリステンセンが単独アタックで抜けた。
日本時間20:29
既に5人は吸収され、先行はクリステンセンのみとなっている。
日本時間20:35 残り 24.3Km
クリステンセンも吸収され、これで集団は一体となった。
日本時間20:41 残り 20Km
134 Lars Ytting Bak ラルス・イティング・バク (ロット・ベリソル) がアタック。
彼らしい走りだ。
日本時間20:46 残り 15.4Km
グランツールでは有名な悪魔おじさんが
選手たちの右手に登場。
相変わらすの衣装で跳ねている。
日本時間20:47 残り 14.6Km
最終周回に入った。
日本時間20:50 残り 11.5Km
Bak がメイン集団に 吸収される。
日本時間20:59 残り 5Km
速度があがり、集団が伸びて来た。
スカイが引く。カヴェンディッシュの前に4人のトレインが出来ている。
ハンター、ファラーがカヴェンディッシュの直後に続く。
日本時間21:03
ゴール前で落車発生！！！
カヴェンディッシュも巻き込まれた。
テイラー・フィニーも倒れている。
落車をすり抜けたメンバーでゴールスプリント。
ゴールは、マシュー・ゴス（オリカ・グリーンエッジ）が獲った。
（写真：ステージを制した、マシュー・ゴス、後方に見えるのは別府選手か ヤフースポーツフォトギャラリーより）
意識はあるようだが、
フィニーは立ち上がれない。
コース右端のフェンス近くで、足首を気にしている。
左から前方に寄った選手のマシンに引っかかり
カヴェンディッシュが最初に転倒したようだ。
ファルネーゼの選手1人はカヴェンディッシュをうまく飛び越えたが、
後続がやや右側で転倒。フィニーらが、それに乗り上げる形だった。
フィニーは地面にたたきつけられ、2回転ほどしたようだ。
斜行したのは、アンドローニ・ジョカトーリのロベルト・フェラーリらしい。
フェラーリはそのまま走り、9位でゴール。
10位には優勝のゴスを引いた一人である、別府史之が入っている。
（写真：まずカヴェンディッシュが転倒、その前にいる白系ジャージの選手がフェラーリ ヤフースポーツフォトギャラリーより）
（写真：そして何人かが巻き込まれた。向かってやや左に座り込んだマリア・ローザが見える ヤフースポーツフォトギャラリーより）
落車はゴール直前だったので、
フィニーのマリア・ローザは保持されるが、
表彰式には、代理で（地元の？）子供がジャージを受けていた。
その間、フィニーは治療に向かう。
結構な怪我かと思ったが、歩いている様子と表情からは大丈夫なように見える。
（写真：代理でマリア・ローザを受け取る現地の子供 ペズサイクリングニュースの記事より）
フェラーリの動きについて、審査中となり、
正式順位はしばらく出ないようだ。
コースは彼の左前方が空いているように見えた。
右へ向かったため、ペナルティかも知れない。
ただ、選手の癖や、たまたまということがあるので、
故意にカヴェンディッシュを妨害したとは思えない。
いずれにしても、
フェラーリ、カヴェンディッシュと
フィニー等、巻き込まれた選手たちには「不運」だった。
昨日に続き、全スプリンターの勝負にはならなかった。
【ステージ結果】
１．Matthew Goss (OGE) 4h20'53"
２．Juan Jose Haedo (SAX) +0"
３．Tyler Farrar (GRM) +0"
４．Arnaud Demare (FDJ) +0"
５．Mark Renshaw (RAB) +0"
６．Thor Hushovd (BMC) +0"
７．Alexander Kristoff (KAT) +0"
８．Roman Feillu (VCD) +0"
９．Fumiyuki Beppu (OGE) +0"
１０．Andrea Guardini (FAR) +0"
結局、フェラーリは降格されたようで、ステージ順位は192位となっている。
別府史之選手が、9位に上がっている。
総合上位はほぼ変わらないが、
ステージ優勝のゴスが8位に入り、
逃げたナヴァルダスカスがボーナスタイムで順位を5位に上げた。
【総合順位】
１．Taylor Phinney (BMC) 9h24'31"
２．Geraint Thomas (SKY) +9"
３．Alex Rasmussen (GRM) +13"
４．Manuele Boaro (SAX) +15"
５．Ramunas Navardauskas (GRM) +18"
６．Gustav Erik Larsson (VCD) +22"
７．Brett Lancaster (OGE) +23"
８．Matthew Goss (OGE) +23"
９．Marco Pinotti (BMC) +24"
１０．Jesse Sergent (RNT) +26"
フィニーは、右ひざを痛めたようだ。
他に、右ひじに擦り傷を負った。
昨年の第3ステージは悲しい日だった。
レオパード・トレックのWouter Weylandt（ワウテル・ウェイラント）選手が
下りで事故を起こし、亡くなった。
改めて、冥福を祈る。
明日は休息日。
落車した選手には不幸中の幸いだ。
明後日からは、イタリアを走る。
この後、全選手が無事、最終ゴールに到着することを祈る。
（写真：レース前、ワウテル・ウェイラントのために黙祷を捧げる選手たち ヤフースポーツフォトギャラリーより）
昨ステージと同じように、ホルセンスを出発し、ホルセンスにゴールするステージだが、
途中、ホルセンスを繰り返し通過し、最後はホルセンス内のコースを3周回する。
山岳ポイントはあるが、100ｍ台の「キャットクライム」で、全体的にはほぼフラット。
途中の景色を見ると、それなりの坂があるようだが、
コースはこれを迂回している。
今日も、スカイは元気そうで、
昨日同様、カヴェンディッシュの順当勝ちかと予想されるステージだった。
14：59（日本時間21：59） 残り距離52Km
6人の逃げが発生している。メイン集団とのタイム差は2'22"
先行グループは
64 Miguel Minguez ミゲル・ミンゲス (EUS)
79 Alfredo Balloni アルフレード・バッローニ (FAR)
94 Ramunas Navardauskas ラムナス・ナヴァルダスカス (GRM)
196 Reto Hollenstein レト・ホレンシュタイン (APP)
207 Mads Christensen マッズ・クリステンセン (SAX)
217 Martijn Keizer マルティン・ケイゼル (VCD)
昨ステージでおなじみとなった選手も含まれている。
日本時間22:04 残り 48.2Km タイム差 1'59"
3周回コースに入ったか。
日本時間20:15 残り 39.2Km タイム差 1'18"
日本時間20:19 残り 35.9Km タイム差 55"
タイム差1分を切って来た。
日本時間20:25 残り 32.0Km タイム差 35"
メイン集団に追いつかれそうな気配の中、
先行集団から、クリステンセンが単独アタックで抜けた。
日本時間20:29
既に5人は吸収され、先行はクリステンセンのみとなっている。
日本時間20:35 残り 24.3Km
クリステンセンも吸収され、これで集団は一体となった。
日本時間20:41 残り 20Km
134 Lars Ytting Bak ラルス・イティング・バク (ロット・ベリソル) がアタック。
彼らしい走りだ。
日本時間20:46 残り 15.4Km
グランツールでは有名な悪魔おじさんが
選手たちの右手に登場。
相変わらすの衣装で跳ねている。
日本時間20:47 残り 14.6Km
最終周回に入った。
日本時間20:50 残り 11.5Km
Bak がメイン集団に 吸収される。
日本時間20:59 残り 5Km
速度があがり、集団が伸びて来た。
スカイが引く。カヴェンディッシュの前に4人のトレインが出来ている。
ハンター、ファラーがカヴェンディッシュの直後に続く。
日本時間21:03
ゴール前で落車発生！！！
カヴェンディッシュも巻き込まれた。
テイラー・フィニーも倒れている。
落車をすり抜けたメンバーでゴールスプリント。
ゴールは、マシュー・ゴス（オリカ・グリーンエッジ）が獲った。
（写真：ステージを制した、マシュー・ゴス、後方に見えるのは別府選手か ヤフースポーツフォトギャラリーより）
意識はあるようだが、
フィニーは立ち上がれない。
コース右端のフェンス近くで、足首を気にしている。
左から前方に寄った選手のマシンに引っかかり
カヴェンディッシュが最初に転倒したようだ。
ファルネーゼの選手1人はカヴェンディッシュをうまく飛び越えたが、
後続がやや右側で転倒。フィニーらが、それに乗り上げる形だった。
フィニーは地面にたたきつけられ、2回転ほどしたようだ。
斜行したのは、アンドローニ・ジョカトーリのロベルト・フェラーリらしい。
フェラーリはそのまま走り、9位でゴール。
10位には優勝のゴスを引いた一人である、別府史之が入っている。
（写真：まずカヴェンディッシュが転倒、その前にいる白系ジャージの選手がフェラーリ ヤフースポーツフォトギャラリーより）
（写真：そして何人かが巻き込まれた。向かってやや左に座り込んだマリア・ローザが見える ヤフースポーツフォトギャラリーより）
落車はゴール直前だったので、
フィニーのマリア・ローザは保持されるが、
表彰式には、代理で（地元の？）子供がジャージを受けていた。
その間、フィニーは治療に向かう。
結構な怪我かと思ったが、歩いている様子と表情からは大丈夫なように見える。
（写真：代理でマリア・ローザを受け取る現地の子供 ペズサイクリングニュースの記事より）
フェラーリの動きについて、審査中となり、
正式順位はしばらく出ないようだ。
コースは彼の左前方が空いているように見えた。
右へ向かったため、ペナルティかも知れない。
ただ、選手の癖や、たまたまということがあるので、
故意にカヴェンディッシュを妨害したとは思えない。
いずれにしても、
フェラーリ、カヴェンディッシュと
フィニー等、巻き込まれた選手たちには「不運」だった。
昨日に続き、全スプリンターの勝負にはならなかった。
【ステージ結果】
１．Matthew Goss (OGE) 4h20'53"
２．Juan Jose Haedo (SAX) +0"
３．Tyler Farrar (GRM) +0"
４．Arnaud Demare (FDJ) +0"
５．Mark Renshaw (RAB) +0"
６．Thor Hushovd (BMC) +0"
７．Alexander Kristoff (KAT) +0"
８．Roman Feillu (VCD) +0"
９．Fumiyuki Beppu (OGE) +0"
１０．Andrea Guardini (FAR) +0"
結局、フェラーリは降格されたようで、ステージ順位は192位となっている。
別府史之選手が、9位に上がっている。
総合上位はほぼ変わらないが、
ステージ優勝のゴスが8位に入り、
逃げたナヴァルダスカスがボーナスタイムで順位を5位に上げた。
【総合順位】
１．Taylor Phinney (BMC) 9h24'31"
２．Geraint Thomas (SKY) +9"
３．Alex Rasmussen (GRM) +13"
４．Manuele Boaro (SAX) +15"
５．Ramunas Navardauskas (GRM) +18"
６．Gustav Erik Larsson (VCD) +22"
７．Brett Lancaster (OGE) +23"
８．Matthew Goss (OGE) +23"
９．Marco Pinotti (BMC) +24"
１０．Jesse Sergent (RNT) +26"
フィニーは、右ひざを痛めたようだ。
他に、右ひじに擦り傷を負った。
昨年の第3ステージは悲しい日だった。
レオパード・トレックのWouter Weylandt（ワウテル・ウェイラント）選手が
下りで事故を起こし、亡くなった。
改めて、冥福を祈る。
明日は休息日。
落車した選手には不幸中の幸いだ。
明後日からは、イタリアを走る。
この後、全選手が無事、最終ゴールに到着することを祈る。
（写真：レース前、ワウテル・ウェイラントのために黙祷を捧げる選手たち ヤフースポーツフォトギャラリーより）
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