新城のアシスト実る。ヴォクレール最後は独走でステージ優勝、山岳賞、敢闘賞も手に。【ツール・ド・フランス 2012年 第16ステージ】 [ロードレース]
Pau ポー から Bagnères-de-Luchon バニェール・ド・リュション までの197Km
山岳ステージ
休養明けのステージは、超級2つ、1級2つの本格山岳ステージだ。
Col d'Aubisque コル・ドービスク (1709m、超級)
Col du Tourmalet コル・デュ・トゥルマレ (2115m、超級)
Col d'Aspin コル・ダスパン (1489m、1級)
Col de Peyresourde コル・ド・ペイルスルド (1569m、1級)
最後の1級を越え、一気に15Kmほどゴールへ向かって下る。
ゴール前、2Kmはほぼ平坦。
---------------------------------------------------
フランク・シュレクがリタイヤしている。
7/14の検査で禁止利尿剤XipamideがA検体から検出された。
シュレクは使用を否定しており、B検体の結果はまだだが、
チームは参加継続を見合わせることとなった。
---------------------------------------------------
残り距離155.3Km、タイム差3’30”
大量38人が逃げ、最初の超級オービスクを上っている。
この中には、ヴォクレール・新城コンビも含まれている。
Cummings, Hincapie (BMC)
Popovych, Voigt (RNT)
Voeckler, Arashiro (EUC)
Azanza, Martinez, Izaguirre (EUS)
Hondo, Manzano, Stortoni (LAM)
Martin (GRS)
Bouet, Minard (ALM)
Taaramae, Dumoulin (COF)
Feillu, Levarlet, Marino (SAU)
Hoogerland, Valls Ferri (VCD)
Caruso, Trofimov, Vorganov (KAT)
Casar, Fedrigo, Ladagnous (FDJ)
Kruiswijk, Ten Dam (RAB)
Costa, Karpets, Kiryienka (MOV)
Paulinho, C. Sorensen (STB)
Kessiakoff, Vinokourov (AST)
Sprick (ARG)
他にジェローム・ピノーが、先頭を追走していたが、吸収された。
山岳に入る前に中間スプリントポイントが置かれていたため、
先行グループが上位通過し、
サガンらは、ポイントを獲得していない。
新城幸也が4位通過で13ポイントを獲得している。
【スプリントポイント】
1. Paulinho (STB) 20pts
2. Casar (FDJ) 17pts
3. Kruiswijk (RAB) 15pts
4. Arashiro (EUC) 13pts
5. Vorganov (KAT) 11pts
6. Cummings (BMC) 10pts
7. Marzano ( 9pts
8. Vals Ferri (VCD) 8pts
9. Voigt (RNT) 7pts
10. Martin (GRS) 6pts
11. Azanza (EUS) 5pts
12. Ladagnous (FDJ) 4pts
13. Kiryienka (MOV) 3pts
14. Levarlet (SAU) 2pts
15. Costa (MOV) 1pt
最初の1級山岳を越えた。
オービスク山頂ポイントは、下記の通り。
ヴォクレールが1位通過したが、
ケシアコフも2位通過だったので、
山岳賞争いでは、5ポイント迫るだけに留まった。
ヴォクレールをアシストした新城は3位通過。
1. Voeckler (EUC) 25pts
2. Kessiakoff (AST) 20pts
3. Arashiro (EUC) 16pts
4. Sorensen (STB) 14pts
5. Vinokourov (AST) 12pts
6. Martin (GRS) 10pts
7. Karpets (MOV) 8pts +12"
8. Martinez (EUS) 6pts
9. Vorganov (KAT) 4pts
10. Izaguirre (EUS) 2pts
残り114.8Km、タイム差5'26"
残り102.0Km、タイム差5'49"
先頭は、トゥルマレへ上り始めている。
まだ緩やかな部分だ。
残り83.4Km、タイム差7'28"
上りで先頭、集団ともばらばらとなって来た。
先頭では、
ヴォクレール、フェイユー、マーティンがアタック。
少し遅れて、ケシアコフが追いついて来たが、再び、遅れる。
山岳賞のためには、付いて行きたかったところだ。
先頭はケシアコフら追走に44分のタイム差を付けた。
しかし、マーティンは遅れ、2人のみ。
メイン集団から遅れていたサガンが戻って来た。
先頭2人は1'06"差と付けた。
先頭は、トゥルマレ山頂まで1Km
追走にフォイクト、ヒンカピー、ヴィノクロフが追いついた。
山頂をヴォクレール、フェイユーが通過。
残り75.6Km、タイム差9'58"
追走はケシアコフが先頭で通過。
しかし、この前にマーティンがいるので、
ケシアコフは4位通過。
ダウンヒルでは、ヴォクレールが飛ばしている。
離そうというつもりはないようだが。
フェイユーとは100mほど差が付いてしまった。
追走では、ヒンカピーが落車。
すぐ走り始めている。
（写真：ピレネーでの集団 ヤフースポーツギャラリーより）トゥルマレをメイン集団が通過。
先頭は、フェイユーがヴォクレールに何とか追い付いた。
トゥルマレ山岳ポイント
1. Voeckler 25pts
2. Feillu 20pts
3. Martin 16pts +1'08"
4. Kessiakoff 14pts +1'30"
5. Sorensen 12pts
6. Voigt 10pts
7. Ten Dam 8pts
8. Hincapie 6pts
9. Stortoni 4pts
10. Vinokourov 2pts
残り距離56.9Km、タイム差10'14"
先頭はアスパンの上りに入った。
追走では、セレンセンがアタック、
ヴィノクロフが追いかけたことで、
ケシアコフが遅れてしまった。
メイン集団もアスパンを上り始めた。
残り距離51.1Km、タイム差10'32"
先頭2人から追走までは、1'31"
追走は、
ヴィノクロフ、マーティン、セレンセン、
追いついて来た、フォイクト、キリエンカ、テンダム、ヒンカピーの7人
ケシアコフはエネルギーが尽きたか。
集団は、いつものように
ボアッソン・ハーゲン、クネースが引いている。
追走が速度を上げた。
ヴィノクロフ、セレンセンに、フォイクトが付いた。3人。
しばらく走ったところで、ヴィノクロフが切れそうだ。
残り距離48.8Km、タイム差10'33"
ここで新城がメイン集団に吸収。
残り距離47.0Km、タイム差10'29"
LIQが集団先頭を引き始めた。
少し後ろではBMCが横から上がる。
ボアッソン・ハーゲンが仕事を終えた。
アスパン山頂を、ヴォクレール、フェイユーが通過。
1'03"差で追走集団が通過。
少し前に戻ったヴィノクロフ、セレンセン、フォイクト、
やや遅れて、イザギーレ・インサウスティが通過。
メイン集団で、エヴァンスが少し遅れている。
引いていたバッソ先頭でメイン集団が山頂を通過。
エヴァンスは45"ほど遅れた。
残り距離32.7Km、タイム差9'24"
追走から、フォイクトがやめた。インサウスティも遅れ、
ヴィノクロフ、セレンセンの2人。先頭との差は1分
何故か遅れた2人がまた戻って来た。4人。
残り距離29.3Km、タイム差9'07"
ヴォクレール、フェイユーはペイルスルドに上り始めている。
エヴァンスグループはメイン集団から46"遅れ。
残り距離25.7Km、タイム差8'40"
エヴァンスがようやく集団に追いついた。
先行から降りてきたカミングスはじめ
チームメイト総動員でやっと追い付いた。
ブルグハートは仕事を終え、下がる。
追走は、また先ほどと同じように、
ヴィノクロフ、セレンセンが先行。
残り距離21.9Km、タイム差9'06"
ヴォクレールがアタック。フェイユーは付いて行けない。
追走2人にインサウスティが追い付きそうだ。
ヴォクレールは疲れているものの、いいペースだ。
インサウスティが追い付きそうなタイミングでセレンセンがアタック。
セレンセンがフェイユーをパス。
フェイユーは何とか付いていこうとしている。
置いて行かれた。セレンセンは上げる。
またエヴァンスが遅れている。
メンショフも切れたようだ。
集団はバッソ、ヴァネンデールが引いている。
残り距離17.9Km、タイム差8'58"
ヴォクレールとセレンセンの間は1'12"
ピエール・ローランが集団から遅れた。
ニバリがアタック。
ウィギンスはフルームを前に追いかけている。
他の選手は付いて行けない。
ウィギンスたちが追い付いた。
ニバリの前に出る。
このこと、ヴォクレールが山頂通過。
これで山岳賞獲得。
この上りにボトル君がいた。
エヴァンスはウィギンスから3'30"遅れた。
ニバリがアタックした。
ウィギンスが自ら追い、追いついた。
3人は山頂通過。
.jpg)
（写真：ニバリ、2回めのアタック。今度はウィギンス自ら追う。 ヤフースポーツギャラリーより）
残り距離4.0Km、タイム差7'42"
ヴォクレール、セレンセンは1'50"
ステージ優勝が見えて来た。
エヴァンスはウィギンスから5分遅れた。
残り1Km
後ろからは来ない。
チームカーの監督と握手。
両手を横に広げる。ゴール。
ヴォクレール、優勝だ。
ツール通算4勝目
（写真：両手を広げるヴォクレール ヤフースポーツギャラリーより）
セレンセンが1'40"遅れでゴール。
インサウスティ、ヴィノクロフが来た。
最後に2人でスプリントしようというタイミングで
ヴィノクロフの左足が外れる。
悔しがるヴィノクロフ。
ニバリ、ウィギンス、フルームがゴール。
エヴァンスは、12分ほど遅れた。
ヒンカピーと握手しながらゴール。
（写真：ヒンカピー/左と握手するエヴァンス。エヴァンスのツールは終わったか。 ヤフースポーツギャラリーより）
（写真：エヴァンス、ゴールラインを越え、一気に気落ちしたか。まだツールは終わっていない。頑張れ！ ヤフースポーツギャラリーより）
【ステージ順位】
１．Thomas Voeckler トマ・ヴォクレール (EUC) 5h35'02"
２．Chris Anker Sorensen クリス・アンケル・セレンセン (STB) +1'40"
３．Gorka Izaguirre Insausti イザギーレ・インサウスティ (EUS) +3'22"
４．Alexandre Vinokouorv アレクサンドル・ヴィノクロフ (AST) +3'22"
５．Brice Feillu ブリース・フェイユー (SAU) +3'58"
６．Jens Voigt イエンス・フォイクト (RNT) +4'18"
７．Daniel Martin ダニエル・マーティン (GRS) +6'08"
８．Simone Stortoni シモーネ・ストルトーニ (LAM)
９．Gianpaolo Caruso ジャンパオロ・カルーゾ (KAT)
１０．Laurens Ten Dam ローレンス・テンダム (RAB) +6'11"
１１．Vincenzo Nibali ヴィンツェンツォ・ニバリ (LIQ) +7'09"
１２．Bradley Wiggins ブラッドリー・ウィギンス (SKY)
１３．Christopher Froome フルーム (SKY)
エヴァンスが総合7位に落ちた。
【総合順位】
１．Bradley Wiggins ブラッドリー・ウィギンス (SKY) 74h15'32"
２．Christopher Froome クリス・フルーム (SKY) +2'05"
３．Vincenzo Nibali ヴィンツェンツォ・ニバリ (LIQ) +2'23"
４．Jurgen Van Den Broeck ユルゲン・ヴァンデンブロック (LTB) +5'46"
５．Himar Zubeldia アイマル・スベルディア (RNT) +7'13"
６．Tejay Van Garderen ティージェイ・ヴァン・ガードレン (BMC) +7'55"
７．Cadel Evans カデル・エヴァンス (BMC) +8'06"
８．Janez Brajkovic ヤネス・ブライコヴィッチ (AST) +9'09"
９．Pierre Rolland ピエール・ローラン (EUC) +10'10"
１０．Thibaut Pinot ティボー・ピノー (FDJ) +11'43"
（写真：プチプチ獲得で上機嫌のヴォクレール ヤフースポーツギャラリーより）
（写真：テニスのヤニック・ノア登場 ヤフースポーツギャラリーより）
新城幸也は、+22'15"のメイン集団でゴール、ステージ74位
総合では、+2h02'42"の87位
ここのところ、いつもいい働きをしているが、
今日の最初の山岳アシストは素晴らしい。
勢いもよく、絵になっていた。
別府選手ともども、
海外の選手に混じっても
完璧な中堅以上の働きだ。
【イイミワさんのTwit】@iimiwa
キャーキャーキャーやったぁトマ！そして幸也も良い位置でのぼって来たっ。オービスクを三番手で登ったなんて信じられないっ感動したよ（泣）
(日本時間 2012.07.19 00:08)
今年のツールは、よく「泣けて」いらっしゃいます。
【岩佐千穂さんのTwit】@chiho24
新城選手、ゴール。トマがちょうど山岳賞の表彰してる時で、新城選手に手をあげてました！！と言うのも、トマに行けって言われて、トマを引き連れて50人くらい抜いて逃げに乗ったそうです。
(日本時間 2012.07.19 00:25)
記者会見でトマに質問しちゃった。「素晴らしい仕事をしてくれるとても重要な選手」とベタ褒めでした！明日、こっちの新聞でトマの新城選手に対するコメント書いてもらえるといいなぁ～。
(日本時間 2012.07.19 01:10)
山岳ステージ
休養明けのステージは、超級2つ、1級2つの本格山岳ステージだ。
Col d'Aubisque コル・ドービスク (1709m、超級)
Col du Tourmalet コル・デュ・トゥルマレ (2115m、超級)
Col d'Aspin コル・ダスパン (1489m、1級)
Col de Peyresourde コル・ド・ペイルスルド (1569m、1級)
最後の1級を越え、一気に15Kmほどゴールへ向かって下る。
ゴール前、2Kmはほぼ平坦。
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フランク・シュレクがリタイヤしている。
7/14の検査で禁止利尿剤XipamideがA検体から検出された。
シュレクは使用を否定しており、B検体の結果はまだだが、
チームは参加継続を見合わせることとなった。
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残り距離155.3Km、タイム差3’30”
大量38人が逃げ、最初の超級オービスクを上っている。
この中には、ヴォクレール・新城コンビも含まれている。
Cummings, Hincapie (BMC)
Popovych, Voigt (RNT)
Voeckler, Arashiro (EUC)
Azanza, Martinez, Izaguirre (EUS)
Hondo, Manzano, Stortoni (LAM)
Martin (GRS)
Bouet, Minard (ALM)
Taaramae, Dumoulin (COF)
Feillu, Levarlet, Marino (SAU)
Hoogerland, Valls Ferri (VCD)
Caruso, Trofimov, Vorganov (KAT)
Casar, Fedrigo, Ladagnous (FDJ)
Kruiswijk, Ten Dam (RAB)
Costa, Karpets, Kiryienka (MOV)
Paulinho, C. Sorensen (STB)
Kessiakoff, Vinokourov (AST)
Sprick (ARG)
他にジェローム・ピノーが、先頭を追走していたが、吸収された。
山岳に入る前に中間スプリントポイントが置かれていたため、
先行グループが上位通過し、
サガンらは、ポイントを獲得していない。
新城幸也が4位通過で13ポイントを獲得している。
【スプリントポイント】
1. Paulinho (STB) 20pts
2. Casar (FDJ) 17pts
3. Kruiswijk (RAB) 15pts
4. Arashiro (EUC) 13pts
5. Vorganov (KAT) 11pts
6. Cummings (BMC) 10pts
7. Marzano ( 9pts
8. Vals Ferri (VCD) 8pts
9. Voigt (RNT) 7pts
10. Martin (GRS) 6pts
11. Azanza (EUS) 5pts
12. Ladagnous (FDJ) 4pts
13. Kiryienka (MOV) 3pts
14. Levarlet (SAU) 2pts
15. Costa (MOV) 1pt
最初の1級山岳を越えた。
オービスク山頂ポイントは、下記の通り。
ヴォクレールが1位通過したが、
ケシアコフも2位通過だったので、
山岳賞争いでは、5ポイント迫るだけに留まった。
ヴォクレールをアシストした新城は3位通過。
1. Voeckler (EUC) 25pts
2. Kessiakoff (AST) 20pts
3. Arashiro (EUC) 16pts
4. Sorensen (STB) 14pts
5. Vinokourov (AST) 12pts
6. Martin (GRS) 10pts
7. Karpets (MOV) 8pts +12"
8. Martinez (EUS) 6pts
9. Vorganov (KAT) 4pts
10. Izaguirre (EUS) 2pts
残り114.8Km、タイム差5'26"
残り102.0Km、タイム差5'49"
先頭は、トゥルマレへ上り始めている。
まだ緩やかな部分だ。
残り83.4Km、タイム差7'28"
上りで先頭、集団ともばらばらとなって来た。
先頭では、
ヴォクレール、フェイユー、マーティンがアタック。
少し遅れて、ケシアコフが追いついて来たが、再び、遅れる。
山岳賞のためには、付いて行きたかったところだ。
先頭はケシアコフら追走に44分のタイム差を付けた。
しかし、マーティンは遅れ、2人のみ。
メイン集団から遅れていたサガンが戻って来た。
先頭2人は1'06"差と付けた。
先頭は、トゥルマレ山頂まで1Km
追走にフォイクト、ヒンカピー、ヴィノクロフが追いついた。
山頂をヴォクレール、フェイユーが通過。
残り75.6Km、タイム差9'58"
追走はケシアコフが先頭で通過。
しかし、この前にマーティンがいるので、
ケシアコフは4位通過。
ダウンヒルでは、ヴォクレールが飛ばしている。
離そうというつもりはないようだが。
フェイユーとは100mほど差が付いてしまった。
追走では、ヒンカピーが落車。
すぐ走り始めている。
（写真：ピレネーでの集団 ヤフースポーツギャラリーより）トゥルマレをメイン集団が通過。
先頭は、フェイユーがヴォクレールに何とか追い付いた。
トゥルマレ山岳ポイント
1. Voeckler 25pts
2. Feillu 20pts
3. Martin 16pts +1'08"
4. Kessiakoff 14pts +1'30"
5. Sorensen 12pts
6. Voigt 10pts
7. Ten Dam 8pts
8. Hincapie 6pts
9. Stortoni 4pts
10. Vinokourov 2pts
残り距離56.9Km、タイム差10'14"
先頭はアスパンの上りに入った。
追走では、セレンセンがアタック、
ヴィノクロフが追いかけたことで、
ケシアコフが遅れてしまった。
メイン集団もアスパンを上り始めた。
残り距離51.1Km、タイム差10'32"
先頭2人から追走までは、1'31"
追走は、
ヴィノクロフ、マーティン、セレンセン、
追いついて来た、フォイクト、キリエンカ、テンダム、ヒンカピーの7人
ケシアコフはエネルギーが尽きたか。
集団は、いつものように
ボアッソン・ハーゲン、クネースが引いている。
追走が速度を上げた。
ヴィノクロフ、セレンセンに、フォイクトが付いた。3人。
しばらく走ったところで、ヴィノクロフが切れそうだ。
残り距離48.8Km、タイム差10'33"
ここで新城がメイン集団に吸収。
残り距離47.0Km、タイム差10'29"
LIQが集団先頭を引き始めた。
少し後ろではBMCが横から上がる。
ボアッソン・ハーゲンが仕事を終えた。
アスパン山頂を、ヴォクレール、フェイユーが通過。
1'03"差で追走集団が通過。
少し前に戻ったヴィノクロフ、セレンセン、フォイクト、
やや遅れて、イザギーレ・インサウスティが通過。
メイン集団で、エヴァンスが少し遅れている。
引いていたバッソ先頭でメイン集団が山頂を通過。
エヴァンスは45"ほど遅れた。
残り距離32.7Km、タイム差9'24"
追走から、フォイクトがやめた。インサウスティも遅れ、
ヴィノクロフ、セレンセンの2人。先頭との差は1分
何故か遅れた2人がまた戻って来た。4人。
残り距離29.3Km、タイム差9'07"
ヴォクレール、フェイユーはペイルスルドに上り始めている。
エヴァンスグループはメイン集団から46"遅れ。
残り距離25.7Km、タイム差8'40"
エヴァンスがようやく集団に追いついた。
先行から降りてきたカミングスはじめ
チームメイト総動員でやっと追い付いた。
ブルグハートは仕事を終え、下がる。
追走は、また先ほどと同じように、
ヴィノクロフ、セレンセンが先行。
残り距離21.9Km、タイム差9'06"
ヴォクレールがアタック。フェイユーは付いて行けない。
追走2人にインサウスティが追い付きそうだ。
ヴォクレールは疲れているものの、いいペースだ。
インサウスティが追い付きそうなタイミングでセレンセンがアタック。
セレンセンがフェイユーをパス。
フェイユーは何とか付いていこうとしている。
置いて行かれた。セレンセンは上げる。
またエヴァンスが遅れている。
メンショフも切れたようだ。
集団はバッソ、ヴァネンデールが引いている。
残り距離17.9Km、タイム差8'58"
ヴォクレールとセレンセンの間は1'12"
ピエール・ローランが集団から遅れた。
ニバリがアタック。
ウィギンスはフルームを前に追いかけている。
他の選手は付いて行けない。
ウィギンスたちが追い付いた。
ニバリの前に出る。
このこと、ヴォクレールが山頂通過。
これで山岳賞獲得。
この上りにボトル君がいた。
エヴァンスはウィギンスから3'30"遅れた。
ニバリがアタックした。
ウィギンスが自ら追い、追いついた。
3人は山頂通過。
.jpg)
（写真：ニバリ、2回めのアタック。今度はウィギンス自ら追う。 ヤフースポーツギャラリーより）
残り距離4.0Km、タイム差7'42"
ヴォクレール、セレンセンは1'50"
ステージ優勝が見えて来た。
エヴァンスはウィギンスから5分遅れた。
残り1Km
後ろからは来ない。
チームカーの監督と握手。
両手を横に広げる。ゴール。
ヴォクレール、優勝だ。
ツール通算4勝目
（写真：両手を広げるヴォクレール ヤフースポーツギャラリーより）
セレンセンが1'40"遅れでゴール。
インサウスティ、ヴィノクロフが来た。
最後に2人でスプリントしようというタイミングで
ヴィノクロフの左足が外れる。
悔しがるヴィノクロフ。
ニバリ、ウィギンス、フルームがゴール。
エヴァンスは、12分ほど遅れた。
ヒンカピーと握手しながらゴール。
（写真：ヒンカピー/左と握手するエヴァンス。エヴァンスのツールは終わったか。 ヤフースポーツギャラリーより）
（写真：エヴァンス、ゴールラインを越え、一気に気落ちしたか。まだツールは終わっていない。頑張れ！ ヤフースポーツギャラリーより）
【ステージ順位】
１．Thomas Voeckler トマ・ヴォクレール (EUC) 5h35'02"
２．Chris Anker Sorensen クリス・アンケル・セレンセン (STB) +1'40"
３．Gorka Izaguirre Insausti イザギーレ・インサウスティ (EUS) +3'22"
４．Alexandre Vinokouorv アレクサンドル・ヴィノクロフ (AST) +3'22"
５．Brice Feillu ブリース・フェイユー (SAU) +3'58"
６．Jens Voigt イエンス・フォイクト (RNT) +4'18"
７．Daniel Martin ダニエル・マーティン (GRS) +6'08"
８．Simone Stortoni シモーネ・ストルトーニ (LAM)
９．Gianpaolo Caruso ジャンパオロ・カルーゾ (KAT)
１０．Laurens Ten Dam ローレンス・テンダム (RAB) +6'11"
１１．Vincenzo Nibali ヴィンツェンツォ・ニバリ (LIQ) +7'09"
１２．Bradley Wiggins ブラッドリー・ウィギンス (SKY)
１３．Christopher Froome フルーム (SKY)
エヴァンスが総合7位に落ちた。
【総合順位】
１．Bradley Wiggins ブラッドリー・ウィギンス (SKY) 74h15'32"
２．Christopher Froome クリス・フルーム (SKY) +2'05"
３．Vincenzo Nibali ヴィンツェンツォ・ニバリ (LIQ) +2'23"
４．Jurgen Van Den Broeck ユルゲン・ヴァンデンブロック (LTB) +5'46"
５．Himar Zubeldia アイマル・スベルディア (RNT) +7'13"
６．Tejay Van Garderen ティージェイ・ヴァン・ガードレン (BMC) +7'55"
７．Cadel Evans カデル・エヴァンス (BMC) +8'06"
８．Janez Brajkovic ヤネス・ブライコヴィッチ (AST) +9'09"
９．Pierre Rolland ピエール・ローラン (EUC) +10'10"
１０．Thibaut Pinot ティボー・ピノー (FDJ) +11'43"
（写真：プチプチ獲得で上機嫌のヴォクレール ヤフースポーツギャラリーより）
（写真：テニスのヤニック・ノア登場 ヤフースポーツギャラリーより）
新城幸也は、+22'15"のメイン集団でゴール、ステージ74位
総合では、+2h02'42"の87位
ここのところ、いつもいい働きをしているが、
今日の最初の山岳アシストは素晴らしい。
勢いもよく、絵になっていた。
別府選手ともども、
海外の選手に混じっても
完璧な中堅以上の働きだ。
【イイミワさんのTwit】@iimiwa
キャーキャーキャーやったぁトマ！そして幸也も良い位置でのぼって来たっ。オービスクを三番手で登ったなんて信じられないっ感動したよ（泣）
(日本時間 2012.07.19 00:08)
今年のツールは、よく「泣けて」いらっしゃいます。
【岩佐千穂さんのTwit】@chiho24
新城選手、ゴール。トマがちょうど山岳賞の表彰してる時で、新城選手に手をあげてました！！と言うのも、トマに行けって言われて、トマを引き連れて50人くらい抜いて逃げに乗ったそうです。
(日本時間 2012.07.19 00:25)
記者会見でトマに質問しちゃった。「素晴らしい仕事をしてくれるとても重要な選手」とベタ褒めでした！明日、こっちの新聞でトマの新城選手に対するコメント書いてもらえるといいなぁ～。
(日本時間 2012.07.19 01:10)
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